2008年3月16日日曜日

「星の王子さま」を撃ったのは私だ

 仏誌フィガロ(週刊)などは15日、第2次大戦中、連合軍の偵察任務でP38戦闘機を操縦中に消息を絶った童話「星の王子さま」の著者アントワーヌ・ド・サンテグジュペリ(1900年~44年)について、同機を「撃墜した」とする元ドイツ軍戦闘機パイロットの証言を伝えた。

 元パイロットは、ホルスト・リッペルトさん(88)。44年7月31日、メッサーシュミット機で南仏ミルを飛び立ち、トゥーロン上空でマルセイユ方向へ向かって飛んでいる敵軍機を約3キロ下方に発見。「敵機が立ち去らないなら撃つしかない」と攻撃を決意。「弾は命中し、傷ついた敵機は海へ真っ逆さまに落ちていった。操縦士は見えなかった」と回想している。

 敵機の操縦士がサンテグジュペリだったとはその時はわからず、数日後に知った。リッペルトさんは、「あの操縦士が彼でなかったらとずっと願い続けてきた。彼の作品は小さいころ誰もが読んで、みんな大好きだった」と語っている。

 サンテグジュペリの操縦機は2000年に残骸がマルセイユ沖で見つかったが、消息を絶ったときの状況は不明だった。仏紙プロバンスによると、その後テレビのジャーナリストとして活動したリッペルトさんは友人に、「もう彼のことは探さなくてもいい。撃ったのは私だ」と告白したという。


引用記事

2008年3月13日木曜日

「あたご」の姉妹艦「あしがら」完成

『衝突事故のイージス艦「あたご」の同型「あしがら」完成』
海上自衛隊のイージス艦「あしがら」が長崎市の三菱重工業長崎造船所で完成し、13日に防衛省へ引き渡された。佐世保基地(長崎県佐世保市)に配備される。千葉県・房総半島沖で漁船と衝突した「あたご」と同型。昨年3月に同造船所であったあたごの引き渡し式で、防衛省高官や海自、米海軍幹部が出席して門出を祝ったが、事故を受け、この日の式典は出席者を絞って開かれた。

 由岐中(ゆきなか)一生艦長に自衛艦旗が渡され、赤星慶治・佐世保地方総監が隊員に訓示した。あたごの事故には触れなかった。

 あしがらは海自6隻目のイージス艦。100以上のミサイルや航空機を同時に探知・識別し、攻撃までをコンピューターで制御できる。

引用記事


記事内容自体については、特に気になった部分はなかった。
この記事で目を引かれたのが、記事タイトルである。

「衝突事故のイージス艦「あたご」の同型「あしがら」完成」

考えてほしい。「衝突事故の」は必要だろうか?
船の完成を祝う際に、このような言い回しは本当に必要だったろうか?
あの事故と「あしがら」は何の関係があるのか。

祝いの席くらい、黙っていてほしかった。

2008年3月12日水曜日

「日本側に撃たれた」と主張=反捕鯨団体の船長

南極海で日本の調査捕鯨船に対して妨害活動を行っている米環境保護団体シーシェパードの船舶「スティーブ・アーウィン号」のポール・ワトソン船長は7日、オーストラリアのメディアに対し、調査捕鯨船「日新丸」から照明弾のようなものを撃たれたと語った。船員1人が軽傷を負い、船長自身の防弾チョッキにも弾が当たったと主張している。 

引用記事

相手が相手なので、どこまで本当かはわかりません。
ただ、スティーブ・アーウィン号は幾度となく日本捕鯨船に対し、妨害行為を行い続けています。
たとえば、数回に渡り同号の乗組員らが違法に日本捕鯨船に潜入し、いわゆる“強襲”を仕掛けてきたり、船体で体当たりを行うなど、その行為はテロそのものです。
このようなテロ集団は、オーストラリアの海上警備らが即刻に拘束することを願っております。

2008年3月8日土曜日

広川太一郎さん、死去

宇宙戦艦ヤマトの古代守の声優でお馴染みの、広川太一郎さんが死去されました。
またもヤマト関係者が亡くなられたことを残念に思います。
ご冥福をお祈りいたします。

2008年3月4日火曜日

イージス艦衝突事故についての個人的な考え

最近話題の、イージス艦と漁船が衝突した事故について、個人的な考えや思いを述べたいと思います。

テレビなどの報道で見る限り、やたらめったに自衛隊が叩かれているように思われるのは、私だけでしょうか。
何をとっても自衛隊が悪いと、ほぼすべての報道で口を揃えた様に言われています。
確かに、私もあの事故については、自衛隊の負の部分が明らかに大きいと思います。
ただ、100%自衛隊に負があるかというと、そうは思いません。
個人的には、海自70:30民間ほどでしょうか。
ただ、事故全体の負の部分ではなく、海自の負の部分しか報道されていないことにどうも納得がいかないのです。


【イージス艦に回避義務あり】
海上衝突予防法にのっとると、イージス艦に回避の義務がありました。
ただし、これは現場では必ずしも従っているわけではなく、小型船が回避する、というのが習慣化しているように思われます。
船では、特に大型船の場合は進路変更の際「回頭惰力」と呼ばれる惰力が大きく、舵が効きはじめるまでに時差が生じます。
それを踏まえて、習慣上は小回りの利く小型船が進路を譲るわけです。

<これまでも相手が大型船の場合、回避義務が先方にあっても漁船側が回避してきた。大型船は回避に時間がかかるから、そうしてきた。>

これは沈没した漁船と一緒に船団を組んでいた漁師の方々もこのようにコメントし、認めています。
テレビ報道などに出てくる"専門家"と呼ばれる方々も実際の現場で操船した人は、果たして何人いるのでしょうか。
実際の現場はまったく知らないはずです。
車と違い、船には操船の際ローカルルールなどもあり、一概に否定できない部分もあるのです。


いくらイージス艦に回避義務があったとはいえ、漁船側も不明な行動が浮上しています。

さらに以下に続けます。


【見張りがずさんであったと指摘】
現代の船はレーダーなど様々な電子機器で周囲を監視、航行しています。
ただ、小型船(特に小型木造船)などは航海用レーダーには非常に映りにくく、必ずしも当てにできるものではありません。
そのため、どのような船でも基本的に例外なく見張りは行われているのです。
報道ではイージス艦乗組員の見張りがずさんであったとしか報道されていません。
しかし、なぜ漁船側の見張りは指摘されないのでしょうか。
沈没した漁船と船団を組んでいた他の船はすべて回避行動を取っており、沈没した漁船のみ回避行動をとらず、直進しています。
一部では、漁の準備で見張りをしていなかった、とか。


イージス艦の接近に気づき、先方に回避義務があるので回避しなかった、とします。
しかし、これは非常に考えにくい考え方なのです。なぜなら、同じく船団を組んでいた僚船は全て回避行動を取っているからです。
沈没する危険性を冒してまで、直進する理由があるでしょうか?
僚船は避けているのに、1隻だけ権利主張するのは明らかに不自然です。
漁船側も、見張りが不十分であったと考えることもできるはずです。

以上のように、私は100%自衛隊に負があるとは考えていません。
自衛隊側に大きな負はありますが、漁船側の負もきちんと報道、説明し、もう少し突っ込んだ報道を行ってもらいたかったです。
今回の衝突事故はイージス艦と漁船の両面それぞれのミスが重なり、起こったものであると思っております。
ただし重ねて言いますが、明らかにイージス艦側のミスが多かったのは事実であり、また漁船乗組員の早期発見を祈っております。

2008年3月3日月曜日

護衛艦、ベトナムでまた接触事故

3日午後12時23分(日本時間)、外洋練習航海でベトナムのホーチミン港に入港しようとした海上自衛隊の護衛艦「はまゆき」が岸壁に停泊中のカンボジア船籍の貨物船「MASAN」に接触した。双方にけが人はなかった。
「はまゆき」は他の護衛艦2隻とともに航海しており、艦尾が貨物船の船尾に接触した。

「はまゆき」の艦橋にいた現地の水先案内人の指示にミスがあった可能性もあり、海自は原因を究明中。

イージス艦と漁船の衝突事故でもめている最中に、起こってほしくなかった事故です。

「はまゆき」の艦長の心中、お察しいたします。

2chに殺害予告:犯人は少年

インターネット上の有名な掲示板「2ちゃんねる」に、福岡県内の小学生を狙った殺害予告とも読める書き込みが見つかり、県内の各小学校は3日、児童を集団下校するなどの対応に追われた。
福岡県警は書き込んだ県内在住の少年を特定、事情を聞いている。
「3月3日15時に福岡県内の小学生を殺してみる」
「ニュースにしたいから書き込んでみた」
などと掲示板に記載した。

参考資料

最近よく見る内容の事件です。
インターネットでの発言で人生を棒に振ってしまうこともある世の中です。
このような部分の教育も、もっと早期に行われるべきではないでしょうか。
ホームページやブログなどを公開している人たちだけではなく、掲示板などに書き込む人もまた情報を発信する立場にあるということを、「送信」ボタンを押す前にもう一度考えてほしいものです。

テレビがあったから…

大阪府知事の橋下徹氏が3月2日、大阪府河内長野市立高向小学校の児童に温暖化防止のためテレビの視聴時間を抑制するよう訴えた際に、「テレビがあったからおっちゃんは知事になれたんやで」と言われ、苦笑いを浮かべた。

さすが大阪だと思いましたね(笑)
橋下大阪府知事が当選したのは、本当にテレビの影響がほぼ100%だと思います。
個人的にはこのようなテレビで人気を得て、政治などに参加するのは好きではありません。
これから橋下知事が真価を発揮することに期待したいです。
ただ、やはりテレビと政治は違います。
政治家としての活躍を期待しています。