2008年5月19日月曜日

人命よりメンツ優先-中国地震

中国で大規模な地震があったことはすでにご存知だと思います。
この事態にあたり、我が国からも救助隊が派遣されました。
しかし、現地での現場を指揮する軍関係者らが「なにしに来たんだ、早く帰れよ」などと不満を漏らすものもすでにいるという。
現場を指揮する軍より日本の救助隊が先に救助者を発見すると、軍のメンツが保てないからだとか。

日本の救助隊が任された現場は、瓦礫や土砂などですでに軍が救助は無理と決定した小学校などだとか。
しかし、そんな中で日本が救助者を発見したらなおさらメンツが保てない、との声もあり、もめているとか。

まったく、どこまで遅れた国なのでしょうか。
「日本の救助隊は頑張ってくれたが、我が国の軍が1番活躍した」
などと、後々に伝えられることは目に見えています。

このアウェーな空気のなか、きつく、大変危険な救助活動をする救助隊の方々が心配です。
こんなリスクを背負ってまで救助することはないと思います。

救助隊の方々、どうかお気をつけて。

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