2009年5月13日水曜日

北方領土解決へ交渉加速


「四島のかけはし」より引用

 麻生太郎首相は12日夕、来日中のロシアのプーチン首相と首相官邸で会談した。懸案の北方領土問題について、両首脳は日ロ間のこれまでの合意文書などに基づき、「双方が受け入れ可能な方策を模索する作業を加速する」との原則を確認。プーチン首相は会談後の共同記者会見で、7月のイタリアでの主要国首脳会議(サミット)の際に行われる麻生首相とメドべージェフ大統領の会談で、打開に向けて「あらゆるオプションが話し合われる」との見通しを示した。
 プーチン首相の発言は、谷内正太郎政府代表が言及した歯舞、色丹、国後3島に択捉島の一部を加えた「3.5島返還」論も、解決方法の選択肢から排除しない考えを示したものだ。ただ、同首相から今回、具体的提案はなく、進展を図れるかどうかは7月の首脳会談に委ねられた。
 12日の首脳会談は双方の経済閣僚らを交えて約2時間行われた。終了後、麻生首相とプーチン首相の2人が残って15分間話し合い、さらに共同会見などを挟んで麻生首相主催の夕食会が約1時間半開かれた。
 会談では、平和条約を締結していないことが日ロ関係発展の支障となっており、4島の帰属問題の最終解決を図る必要があるとの認識で一致。アジア太平洋地域での日ロの連携や、経済・エネルギー分野での協力強化でも合意した。
 麻生首相は会見で「互恵的な協力の進展とともに、領土問題というとげを取り除くことができれば、真のパートナーとしての関係を構築していける」と強調した。
 領土問題をめぐっては、2月の麻生首相とメドべージェフ大統領の会談で「独創的アプローチ」を通じ、解決を目指すことで合意している

以上、時事通信より引用(ソース


う~ん、部分的な返還で解決、とは私は納得いかないのですが。。
不法占拠した日本領土ですから、全島返還が絶対条件では?とは思うのですが。
北方領土は好漁場としても有名で、ロシアもこの有益な海洋資源は手放したくないでしょうしね。
なんにせよ、解決に向かったのはいいことではないかと思います。

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